<概要>
●決算で自治体の財政状況が報告されるが、より詳細な財政分析には別のツールが必要
●全国統一の様式で過去のデータも公開されている「決算カード」は有効なツールの一つ
●5年分・10年分の主要数値を分析、あるいは類似の自治体と比較することで財政の姿が浮かび上がる
●主要数値としては人件費率、財政力指数、財政調整基金の額、公債費負担比率などがある
●給料の情報が基本給の月額のみといった記載情報の限界もあり、他の資料の参照も必要
<チェックポイント>
●実質単年度収支はどうか 数年単位での推移はどうなっているか
●財政調整基金の総額、借金(公債費)の比率や総額、債務負担額はどうか
●人件費比率、経常収支比率の状況はどうか
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